ども!
守形レイジです。
ポール・スミス展が上野で開催されているということで、早速行ってまいりました。
お洒落に関心がある人なら誰でも通るポール・スミス。
かくいう僕も、ポール・スミスは勿論のこと。
アール・ニューボールドのような兄弟ブランドも利用しておりました。
今回は展覧会の感想です。
会場は上野の森美術館
上野駅からほど近く。
周囲には動物園や美術館などの施設があり、一日中過ごせそうな感じ。
チケット売り場で1500円を支払い、中に入ります。
音声ガイダンスはスマホとQRコードで
一般的には首から下げて、番号を入力して聴く機械を有料で借ります。
しかし、今回は作品等のそばにあるQRコードを読み取り、スマートフォンで聴きます。
松田翔太さんの解説を聴くことができます。
入場口でピンク色のイヤホンが渡されるので、イヤホンを持っていなくても安心。
ただ、僕としては有料の機械の方がありがたかったかなあ。
というのも、旅行で行ったためにスマホの電池と通信量が気になって、聴けませんでした。
他のお客さんを見ていても、度々QRコードの読み取りエラーが出ていて、上手く再生されていない方も散見されました。
また、会場が非常に混み合っているため、QRコードの撮影が難しい場面もありました。
図録やパンフレットにQRコードを記載して欲しかったなあ。
なんと写真が取り放題!
展覧会では珍しいですね!
様々な作品や、ポール・スミス氏のコレクションがたくさんあります。
思い出にも残りますし、いいですね!
ポールのアートウォール
ポールが10代の頃から集めたアートのコレクション。
中にはアンディー・ウォーホールのものや、バンクシーの物もあるそう。
原寸大のポール・スミス一号店!
狭すぎ狭すぎィィィ!
ま、会場に再現できるくらいの大きさということで、当たり前ではありますが、それにしても小さい。
これで商売をやっていたんですねえ。
実際の店舗と想像すると、3人位入ると満員な感じであります。
店舗は3m×3m
ポールは他の仕事をしながら、週二回ここで商売をしていました。
ポールのオフィス
机の上にあるのは旧式のMacかな?
とにかく物が多い部屋です。
写真には写っていませんが、部屋の中に自転車があったり。
椅子も座れないくらい物が乗っててワロタ。
しかし、こういった物たちはポールが世界中を旅して集めたものであり、彼のインスピレーションにつながっているんですね。
ポールの頭のなか
ポールは画像やイメージ、言葉や数字などの様々なアイディアが頭のなかに入ってくる時、それを頭に残しておくために写真を撮ったり、ノートへのメモをするそう。
この展示はポールの頭に浮かんできたものを再現したもの。
未来感がすごい空間。
デザインスタジオ
この空間からあのポール・スミスストライプが作られているんですね。
あのストライプも計算されて作られていると考えると、デザイナーってすごいなあと。
スタジオもまた物で溢れかえっていますが、本人にはわかるように整理されているのでしょう。
上には洋服を作る上で大切な型紙があります。
上から下げることでスペースの有効活用をしています。
MINIの車が展示されてる!
ポール・スミスのバッグや財布にも描かれたことのあるあの車です。
ミニカーもグッズとしてありますよね。
ロンドンの街なかに映えそうな車ですね。
プロモーション
シーズンごとの広告キャンペーンのプロモーション写真。
この写真一枚一枚がすでにアートです。
ホテルのベッドルーム
このホテルの一室がポール・スミスにとっての初めてのショールームになりました。
最終日の終わりになって、ようやく一人の顧客から注文が入ったそう。
今となっては有名なブランドですが、ポールは本当に苦労人なんですよね。
天才というよりも、好きを追求した努力の人だと感じました。
コラボレーション
他ブランドとの様々なコラボレーションを見ることができます。
自転車のウエアはジロ・デ・イタリアとのコラボレーション。
ポールは競技自転車の選手を目指していたことから、自転車への愛は半端ないです。
こちらは自転車ですね。
エビアンは海外のブランドとよくコラボしています。
ポール・スミスもその一つ。
イヤーボトルといって、エビアンとデザイナーとのコラボレーションが毎年あります。
2016年はアレキサンダー・ワンです。
それにしても、瓶のエビアンはカッコイイですね。
オートバイもあります。
こんなおしゃれな乗り物に乗ってみたい!
いろんな店舗が見られる!
ポール・スミスは2つとして同じ作りの店舗というのはないんですよね。
その建物ごとに特徴があります。
コレクション
個人的に一番良かったコーナー。
やはりこういった柄シャツがポールらしい。
着こなしは難しいですが、チャレンジしたいですね。
ポールさんと記念撮影ができる!
さすがに混んでいたのと、同行者がいない一人での観覧だったのでポールさんのみの写真。
展覧会記念グッズが沢山!
僕が買ったのはこの図録。
今回の展覧会を何度でも楽しめます。
主なグッズは以下。
通販で買えるものもあります。
「ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」 公式グッズ | よみうりイベントグッズ 通販サイト
Tシャツなんかも売っていましたが、値段が値段なので断念。
展覧会に行ったら図録は必ず買うべき!
開催概要
ポール・スミス展
HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH
■ 京都
会期/2016年6月4日(土)~7月18日(月・祝)
会場/京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町)
開館時間/9:30~17:00 ※金曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで
休館日/月曜日 ※7月18日は開館
入場料(当日):一般1500円、大学生1200円、高校生900円
問い合わせ/京都国立近代美術館(TEL:075-761-4111)
■ 東京
会期/2016年7月27日(水)~8月23日(火)
会場/上野の森美術館(台東区上野公園1-2)
開館時間/11:00~18:00 ※金曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで 休館日/なし
入場料(当日):一般1500円、大学生・高校生1200円、小・中学生500円
問い合わせ/ハローダイヤル(TEL:03-5777-8600)
■ 名古屋
会期/2016年9月11日(日)~10月16日(日)
会場/松坂屋美術館(愛知県名古屋市中区栄3-16-1)
開館時間/10:00~19:30 ※入館は閉館30分前まで 休館日/なし
入場料(当日):一般1100円、大学生・高校生900円
問い合わせ/松坂屋美術館(TEL:052-264-3611)
展覧会公式ホームページ:
ポール・スミス展 | HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH