ども!
守形レイジです。
今回は読者さんからの質問にお答えします!
結構核心を突くようないい質問ですので、記事にしました。
最初のボトムスを2本選ぶなら何にしたらいいか
いつも楽しく拝見しています。
更新頻度も高いので、お気に入りのブログです。
特に、ファッション関連の記事は大好きです。さて、そのファッションについて質問があるのですが。
ディオールオムのデニムに手を出そうと思っています。しかし、予算的に二本が限界です。
仮にボトムスを一着も持っていないという前提なら、最初の二本はどうするべきでしょうか?
やはり、無難な生デニムとブラックあたりでしょうか?
お手数かけますが、返信いただけたら幸いです。
最近更新さぼっててすまぬ!
てか、はてなブロガーでもない、ブックマーカーでもない方であろう涙拭けよの読者さんがこの世に存在していることが嬉しくてたまりません。
ホントに良い質問ですねえ。
個別に返信しようと思ったのですが写真を貼ったり、長文不可避なのでブログにて回答させてください(^q^)
ボトムス(パンツ)は最大公約数的に選ぶ
過去にこんな記事を書きました。
脱オタ必見!洋服選びのコツ。まず何を買うべきか。 - 涙拭けよ
すでにエース格のお気に入りのトップスが何種類かあるなら、そのトップスに合うようなものを選ぶのが鉄則。
ボトムスの守備範囲の分だけトップスの選択肢が広がる
逆に考えれば、ボトムスが対応できる数だけのトップスの選択肢になります。
今回はトップスの選択肢を最大化できそうなボトムスを選んでいきます。
下があまり奇抜な柄物だったりすると、上は必然的に柄物不可になってしまいますし、守備範囲が狭くなります。
というわけで、今回は柄物のボトムスは候補から外します。
ブルー系デニムは絶対外せない!
青系のデニムは一本は持っておいておきたいところ。
ただ、生デニムがいいかと言われると一概にイエスとは言えないですね。
今回買おうとしているのがDior Hommeですので、 一般的な生デニムとは少し違うので注意。
Dior Homme生デニム17.5を洗濯!4年目の色落ち。 - 涙拭けよ
Dior Homme の生デニムは染色回数が多く、とにかく色が濃いのが特徴。
また、生地も厚め。
故に色落ちしづらく、よく言われるような『育てる楽しみ』はあまり味わえませんし、とにかく時間がかかります。
あくまでもこのブランドは元の色合いを楽しむものとしてのデニムだと僕は解釈しています。
元の色合いのまま、ドレスアイテムと合わせるのがいいでしょう。
そう考えると、普段使いにはちょっと疑問符が出てしまいます。
上記のリンクから見ていただくのが一番ですが、一応こちらにも画像を置いときます。
どうしても穿き込むことによって生地がくったりしてきますし、厚手で染色回数が多いのでメリハリの利いた綺麗な色落ちがしにくいです。
結構履きこんだのでハチノスもつけることが出来ました。
ただ、如何せん部屋着感が否めないんですよね。
生デニムは時間のある人向け。社会人は加工モノを選ぼう
色落ちさえすれば、個性のある世界に一つだけの自分専用デニムが出来上がります。
ただ、そういうのができるのは学生の間だけかなと。
私服でジーパンOKの会社ならいいのですが、一般的には私服可でもジーパンNGな会社が多いです。
少し値段が張りますが、加工モノを選びましょう。
ブランドの個性がもろに出るので、選ぶのも楽しいです。
もちろんDior Hommeの生デニムは品質もいいですし、長持ちします。
しかし、裾にためる以外の個性がないのも事実。
お金を持て余しているのならDior Hommeを勧めますが、色合いとシルエットならLOUNGE LIZARDで十分。
僕がおすすめの加工デニムを見てみましょう。
濃い色の加工が特におすすめ
濃い色の加工デニム
たたみジワが付いていて申し訳ない。
こういった暗めの青がおすすめです。
青々しすぎると、作業着感がでてしまします。
これくらいの色合いなら、ジャケットスタイルでもイケます。
カジュアルにTシャツや、トレーナー、パーカーもOK。
オイル加工デニム
Dior Homme独特のオイル加工。
アップで見るとこういう感じ。
バックシルエット
薄い色の加工デニムはどう?
色が薄いと、夏っぽい感じが出ますので春夏向けです。
冬はコートが黒系だと、こういった薄い色は難易度が高いです。
また、Dior Hommeのデニムでこれくらい薄い色のものはあまりおすすめしません。
裾に溜まる仕様なので、涼しさを演出しにくいです。
上に半袖Tシャツを着ても、下に涼しさが無いので矛盾した着こなしになるんですねえ。
ダメージデニムなら薄い色でもOK!
こちらはディースクエアードのダメージデニム。
海外製は股下が長くなりがちですが、バイカーなので短く作られています。
短足の僕にはちょうどいい。
こういった雰囲気なら冬物との相性もいいですし、通年いけます。
価格は定価で7万円ほど。
本当にゴリゴリダメージが入っています。
バックシルエットもイカしてます。
ブラックデニムは気をつけろ!
ブラックデニムはサイズ感やアイテムを間違うと、一気にキモオタ臭全開になってしまいます。
薄い色のブラックデニムは絶対に避けるべき。
贅沢品として、選択肢に加えるなら結構ですが、ベーシックアイテムにはなりえません。
ただ、ブラックデニムでもコーティングがされたものなら、品がでるので使いやすいです。
デストロイデニム
言わずと知れたDior Hommeの名作デニム。
こちらはダメージに目がいきがちですが、しっかりと色が濃く、コーティングが施されているのでドレスアイテムと合わせられます。
全体像はこんな感じ。
近くで見るとコーティングがわかると思います。
洗いこんだデニムみたいなコットン感があまりないのがわかると思います。
レザーに近いような雰囲気ですね。
参考程度にダメージ画像も載せておきます。
黒ならデニムではなく、コットンパンツを選ぼう!
前述のとおり、ブラックデニムは一歩間違うとオタクスタイル真っ逆さまです。
Dior Hommeにもコットンパンツがありますので、そちらを選んでみては?
黒のコットンパンツは上に何を持ってきても大丈夫です。
基本的に黒はどんな色とも合いますので、ボトムスに持ってくるのはおすすめ。
コットン100%のパンツ
最近はストレッチ素材の入ったアイテムが多いような気がします。
長持ちさせることを考えると、コットン100%が最強。
まあ、結局飽きが来て穿かなくなる可能性もあるので、ストレッチが入っていてもいいかなとは個人的には思います。
写真をみてわかると思いますが、織り目がほとんどわからないようなキメの細かい仕事。
安物だとプツプツとした織り目が見えてしまい、カジュアルになりすぎるのですが、化学繊維を使わずにコットン100%でこれが出来てしまうのは感動。
引きでみたときにツヤツヤしているのがわかると思います。
予算があるなら、こういった品のあるアイテムを選ぶのが吉。
結論!濃いブルー系の加工デニムと、 黒のコットンパンツがおすすめ!
質問者様が学生なのか社会人なのか分かりませんが、育てる時間がかかる生デニムは今回は選びません。
過去記事でも書いたとおり、脱オタアイテムとしては、デニムでありながら品のある生デニムと、カジュアルの王道(アメカジ方面では特に)であるベージュのチノパンを選びました。
しかし、Dior Hommeを選択肢にいれてこれから服を買っていく人と想像すると、脱オタアイテムを安易に勧めるわけにはいきません。
あんまりこういうことを言うべきではないかもしれませんが、生デニムなんてぶっちゃけ何処のブランド買っても、穿いてる本人以外には違いが分かりません(血涙
この記事を書いてる8月26日現在。
お店にも秋冬物が並んでき始めているでしょう。
今回挙げたような濃い青系の加工デニムも多くあるでしょうから、一度足を運んで実際に見て欲しいです。
黒のコットンパンツは、毎年恒例のアイテムではなく、シーズンアイテムとして購入しましたので、同じものがないかもしれません。
また、最近の傾向からいってもストレッチ素材のものかもしれないですね。
伸縮性が効くのがいいか、効かなくてもいいかは個人の判断ですのでお任せしますが、年単位で長く穿けるのはコットン100%です。
ただ、長く穿けば色落ちもしてしまいますし、違った意味での寿命が来ることも事実。
コットンはポリウレタンのような保存による自然劣化が少ないというメリットもあります。
あまり考えるとややこしくなるのでこの辺で。
デニムはDior Hommeで間違いないでしょうが、コットンパンツは気に入ったのがなければ、他ブランドでもいいと思います。
回答になっているか分かりませんが、今回はこの辺で(^q^)
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