ども!
守形レイジです。
今回は「感情に気づく生き方」です。
では早速いってみましょう。
ノンフローとは、通話圏外にある状態
フローとは携帯電話で言うと、アンテナがよく立っている状態。
ノンフローはアンテナが少なく、つながりにくい状態のことです。
どんなに良い能力があなたにあっても、圏外(超ノンフロー)なら意味が無いわけです。
フローであればあなたの能力を遺憾なく発揮してくれるのです。
ノンフローになることが悪いのではありません。
そんな時もあるでしょう。
問題なのは、圏外なのにもかかわらず、電話をしようとしてしまうこと。
即ち、ノンフローであることに気づかずに行動してしまうことです。
どんな状態なのかを理解することが重要なのです。
意識してないと感情には気づけない
楽しい、ウキウキ、面白い、ウザい、イライラ、ムカつくといった感情にも、意識しないと気がつけません。
大切なのは感情に気がつくこと。
今嬉しいとか、楽しいとか。
あくまでも感情です。
ボーナスが増えたとかいうのは事柄ですし、疲れたなどというのは感情ではなく、状態です。
気をつけないと勘違いしてしまいます。
感情に気が付けない人々
認知の脳が強い人は外側に起こる出来事しか興味がなくなってしまいます。
憂鬱だなあと思いながら「雨が降ってさあ」とか言っちゃうわけです。
気づかなきゃいけないのは憂鬱な気持ちのほうです。
そういう気持ちに気がつくことで、次の行動をコントロールできるのです。
雨が降ってるなら黙って傘をさせばいい。
大切なのはそのときの感情に気がつくことです。
そうするだけで、フロー化していくんですよ。
認知の脳が強くなるのは悪いことではないのですが、それだけだと心の状態はノンフローになってストレスが溜まり、自分が気が付かない間にノンフローなまま行動してしまい、結果的にパフォーマンスが上がらない事があります。
心と脳を分けて考えると、「心は状態」「脳は機能」
感情とは自分で作り出すことができないんです。
脳が作り出している、ある種の心の状態と理解することが出来ます。
人の心は二種類のみ
大きく分けると、「フローな状態」か「ノンフローな状態」しかないです。
感情それ自体に「いい・悪い」や「ネガティブ・ポジティブ」はありません。
そういった分類というのは、勝手に意味づけしているだけに過ぎません。
FNの感情
フローな感情をF、ノンフローな感情をNとしていくと、中にはFN両方の意味を持った感情があることがわかります。
「ドキドキ」が一例としてあげられるでしょうか。
本当は感情のリスト表をつくればいいのですが、面倒なので誰もやらないでしょうw
もう一つは、朝8時はハッピー、9時はワクワクなどというように時間ごとに感情のみを記録するやりかたがあります。
感情は持ち続けることが出来ない
脳の機能上、感情を持ち続ける事はできません。
昨日イラついても、今はイラついていないのです。
でもなぜ感情を引きずっているかのように勘違いしてしまうかというと、事柄を引きずっているからです。
「昨日ネガコメがきてさあ」とか事柄を引きずるから、ノンフローになってしまうのです。
「昨日は、イライラ、ワクワク、ハッピー、ウザい」などと感情のみにフォーカスしてシェアすると、ノンフローの感情が減り、感情の会話をするだけでフローに傾きます。
怒りのエネルギー
怒ったエネルギーによって成果を出せたと勘違いする人がいますが、これは明確に違います。
怒りという感情に浸っている時に、パフォーマンスが上がっていたでしょうか?
怒りという感情が落ち着いて、違う感情が出てきたことによってパフォーマンスが上がり始めたはずです。
ムカつきながら成果を出せる人なんていません。
いったん落ち着いてから、次第にFの感情が出てくることにより、成果を上げられたはずです。
編集後記
今回はなかなか難しい内容だったと思います。
まとめるのがすごく大変でしたし、逃げたくなりました。
大切なのは感情に気がつくことです。
それだけだわかっていただければよろしいかと。
ではまた次回!
※追記
(id:r1ckey) うっ正直難しい...物事でなく感情に着目し、かつその感情に捕らわれないようにってことかな
難しいっすよねw
感情には気がつくだけでいいです。
翌日に持ち越すのは「事柄」であって、感情は持ち越せません。
そして、感情を把握するだけで、今の状態に気がつけるので、ノンフローのまま行動してしまうのを防げます。
因みに自論ではなく、辻秀一先生のフローマインドの受け売りですw