ども!
守形レイジです。
今回は応用スポーツ心理学のお話。
心エントリーな生き方です。
なんやそれ?って思ったかもしれません。
まあ、早速いってみましょう!
僕らがしがちな「結果エントリー」な生き方
目標を達成しなければならない。結果を出さなければならないという、結果だけを追い求めている生き方を「結果エントリーな生き方」といいます。
このような生き方をしていると、結果にとらわれるあまりに心が乱れたり、逆に結果が出ない時に心が揺らいだりして、常に安定したパフォーマンスが出せなくなってしまいます。
イチローの打席前の動作の意味
イチローが毎打席やっている動作がありますよね。
センター方向にバットを向けるアレです。
ああいう決まった動作のことをルーティン・ワークといいます。
あれはゲン担ぎだと言われる事がありますが、違います。
決まった動作により、心の状態を安定させることでパフォーマンスを安定させようとしているのです。
心エントリーな生き方とは?
結果から考えるのではなく、心のあり方から考えるのが「心エントリーな生き方」です。
心エントリーな生き方をしている人は本当に結果を出し続けています。
イチロー。羽生善治。宮本武蔵。
羽生さんは勝つためにやっているわけではなく、それ以前に「ただ一生懸命やるだけ」と言っています。
宮本武蔵も五輪書の水の巻で「揺らいでとらわれては人は死ぬ」と言っています。
まず心がベストな状態にあって、そこから進んでいくイメージでしょうか。
結果から考えてはいないんですね。
心を大事にするためには、「心の三大法則」を実践すべし!!
心の三大法則①人には心の状態が存在する。
心があるというのは医学的にも何にも証明されていませんが、心には状態があります。
様々な気持ちになったりしますよね。
楽しかったり、悲しかったり、焦ったり、嬉しかったり・・・
状態だけは確かに存在していると言えます。
心の三大法則②心の状態は「フロー」か「ノンフロー」のどちらかしかない。
フローとは、心の状態が「揺らがず・とらわれず」落ち着いている状態にあること。
過去の経験に縛られて、とらわれている状態が「ノンフロー」。
24時間必ずどちらかの状態に人の心はあります。
ゾーンってなに?
「ゾーン」とはフローの究極の状態。
ただし、自分で作って入ることは出来ません。
フローな領域で生きていると、究極的なゾーンがやってきます。
逆に、ノンフローの究極の状態が「デプレッション」。
極度にストレスがかかった状態にあることです。
心の三大法則③心の状態が人間のパフォーマンスの質を常に決定する。
心の状態がフローに傾けば、パフォーマンスの質は向上します。
心の三大法則の実践!!
これらを実践すれば、フローになってパフォーマンスを上げる事ができますが、なかなか最初からそこに行くのは難しいものです。
まずはこのような原則があることを心に留めておきましょう。
それだけでフローになりやすくなります。
二つの目の脳、ライフスキル。
心の状態をフローに変えることのできる脳の使い方があります。
例えばラーメン・寿司などの好きなモノを考えるだけで楽しくなって心の状態を一瞬で変えることができるようになります。
このように、心の状態を変えてフローにしていく脳の使い方を「ライフスキル」といいます。
「知識を得て、実践、シェア」という3ステップを経ることでライフスキルを磨くことが出来ます。
雑記
僕らは結果から逆算したり、結果にフォーカスすることが多いですが、まずは心からというのを忘れてはいけないですね。
心エントリーに生きていきましょう!!
ではまた次回!
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