ども!
守形レイジです!
今回は、偉人の名言の受け売りがすぎる人が、実は何も学んでいないんじゃないかという仮説のもと、僕の思うところをお話していきます。
では早速いってみましょう!
まるで成長していない
スラムダンクで有名な安西先生もビックリなほど成長していないのがヤバイんです。
特にニーチェの名言を連発してくる人には要注意!
なんか凄いけど、よくよく聴くと実は何も言っていない場合がすごく多いです。
哲学系の名言をいう人は、あまり生かされていることがない印象。(偏見ですが)
名言ってのはそれのみでは存在できない
言葉単独では、その偉人が何を意図して言ったのかというものがわかりません。
いったいその言葉はどんな文脈で発せられたものなのか、それが非常に重要なのです。
名言を集めたこんなサイトも有ります。
僕は頭がいたいです。おそらくこの言葉たちは各々の文脈の中で、意味を持って発せられたものなのでしょうが、このような切り取られ方をすると、もはや何を言っているのかがわかりません。
「何をいったか」ではなく「誰がいったか」がフィーチャーされすぎているのです。
フィルターを通さない言葉は、誰にも伝わらない
言葉を引用するのであれば、あなたのフィルターを通すことに意味があるのです。
もっと言えば、あなたのフィルターそのものに価値が有るのです。
あなたはその言葉を聞いた時に、どうおもったのですか?何を感じましたか?何に生かされたという具体的なエピソードはありますか?
その本来意味を持たない言葉そのものが、あなたのフィルターを通した時に、どのような意味をもったのですか?
言葉それ自体よりも、あなたがそれをどのように解釈したかということのほうが、ずっと価値が有るのです。
お前は何を学び、どう生きたのか
繰り返すようですが、とても大切なことなので、何度も言います。
あなたはその名言を受け取ってから、人生がどのように変わったのですか?
人生という壮大な言葉を使いましたが、もっと簡単な言い方をすれば、あなたの生活です。
あなたの生活が、その言葉によってどう変わったのでしょうか?
それを友達や知人に教えてあげてください。また、ブログで共有してください。
あなたがその言葉によってどんなふうに変わったのか、成長したのかということのほうが、名言その物よりも価値があります。
雑感
なんとなく、これに関連して思ったことがあります。
それは
新聞の社説の受け売りもなかなか嫌な気持ちにさせてくれるということ。
「すごくいいことが書いてある!」みたいなことを言いながら、社説を写経する人がいます。しかし、大事なのはその社説から何を学んだのかということであり、言葉を保存することではありません。
新聞の社説受け売り奴はウザいことこの上ないです。大体が身になってません。
あと、新聞は正しいことを言っているみたいにいう人がいるのですが、どんな媒体も記者や編集者、ライターなどの生身の人間のフィルターを通して情報化しているので、必ず何かしらのバイアスはかかっています。「純粋なる客観的事実」というわけではないのです。ここで重要な事は、情報を批判的に見るということです。客観的に評価する(俯瞰して見る)ことによって真偽を見極める(バイアスがどこまでかかっているかを見極める)ことが必要です。
また、同一の情報を多方面の異なる媒体から見ることで、事の本質が見えてきます。
新聞大正義ではないです。ゆめゆめ誤解なきを。
まとめ
・名言連発奴には注意
・言葉その物よりも、あなたの解釈のほうが大事
・あなたの人生や、生活が言葉によってどうかわったのかが大事
・言葉によってどう変わったのかということを共有しよう
・どんな情報もバイアスがかかっている
・多方面から情報を評価しよう